ファクタリング会社を比較する際のポイント

身近な資金調達手段としてファクタリングの利用が広がっています。一方、ファクタリングを知らない、あるいはファクタリングを利用したことがないという人が多いのも事実です。実際にファクタリングを利用する際、ファクタリング会社をどのように選べばいいのでしょうか。本記事では、ファクタリング会社を比較する際のポイントを説明します。

手数料

ファクタリングを利用すると手数料を取られます。また手数料のみならず、手数料以外の費用にも注目する必要があります。例えば、査料、初期費用、事務手数料、月額費用、契約更新手数料、解約費用などです。また、ファクタリング会社によっては内容証明・書留郵便代、銀行振込手数料、弁護士費用などを請求する業者もあります。手数料とその他の費用とをトータルで算出し、比較する必要があります。

審査・振込のスピード

審査のスピードと、実際の振込までにかかるスピードも重要なポイントです。ファクタリング会社によってはオンラインで申込みできるところがあれば、対面での申込しか受け付けないところもあります。一般的には、オンラインで申込みできるファクタリング会社の方が審査がスピーディーです。

また、振込のスピードもファクタリング会社によってまちまちです。最短翌日から20日程度と、かなりのばらつきがあります。いくら手数料が安くても、振込に時間がかかるようではマイナス評価をせざるを得ないでしょう。

買取率

買取率も注意するポイントです。買取率100%をうたっているファクタリング会社もあれば、85%から90%程度に設定しているファクタリング会社もあります。ファクタリングを利用する側とすれば、可能な限り多く買取ってくれるファクタリング会社を選ぶべきでしょう。

償還請求権

ファクタリング会社が契約に償還請求権を盛り込まないかチェックすることも重要です。償還請求権とは、売掛債権がデフォルト(債務不履行)した場合、ファクタリング会社が売掛債権を売った会社へ売掛債権の買戻しを求める権利です。ファクタリング契約に償還請求権を認める条項があると、売掛債権がデフォルトした場合にファクタリング会社から売掛債権を買戻す必要が生じます。そのため、ファクタリング契約に償還請求権を盛り込まないファクタリング会社を選ぶことがポイントになります。

なお、ファクタリング契約に償還請求権を盛り込まないか確認する方法ですが、ファクタリングを申し込む前に、ファクタリング契約に償還請求権を盛り込むかどうか直接聞いてみるのがいいでしょう。

契約期間

契約期間もファクタリング会社によってまちまちです。多くのファクタリング会社が契約期間を1年程度に設定していますが、ほとんどの場合、途中解約すると違約金が発生します。短期のファクタリング利用を想定しているケースでは、契約期間が短いファクタリング会社を選ぶ必要があるでしょう。

担保と保証人

ファクタリングは融資ではなく、あくまでも売掛債権の買取りであるため、担保や保証人は原則必要ありません。しかし、ファクタリング会社の中には担保や保証人を求めるところもあります。ファクタリングで担保や保証人が必要ということになると、登記などで相当の手間と費用と時間がかかり、また、仮に売掛債権がデフォルトしたら対応が非常に面倒になります。基本的には、担保や保証人を求めないファクタリング会社を選ぶべきでしょう。

2社間ファクタリング

ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがありますが、急いで資金を調達したいといった場合、2社間ファクタリングを行った方がスピーディーに資金を調達できる可能性があります。ファクタリング会社によっては、2社間ファクタリングを行うことで資金を最速申込日の翌日に振り込んでくれるところもあります。

一方で、すべてのファクタリング会社が2社間ファクタリングを行っているわけではありません。特に急いで資金調達をしたいといった場合は、2社間ファクタリングを行っているファクタリング会社を選ぶ必要があります。

個人事業主・フリーランスへの対応

個人事業主やフリーランスの方がファクタリングを利用する際、ファクタリング会社が個人事業主やフリーランスに対応しているかチェックする必要があります。ファクタリング会社によっては法人の利用に限定し、個人事業主・フリーランスが利用出来ないところもあります。また、ファクタリング会社によっては個人事業主・フリーランス専門の部署を設けているところもあり、丁寧かつ適切に対応してくれる可能性があります。

実績

これはファクタリング会社を選ぶ際の最も重要なポイントのひとつですが、ファクタリング会社の実績を確認することが重要です。世にファクタリング会社は数多くありますが、ほとんど玉石混交と呼ぶべき状態で、中には筋の悪い悪質な業者も存在しています。特に社歴が浅い、実績がほとんどないようなファクタリング会社には、相当注意する必要があります。相応の社歴と実績を持った信頼できるファクタリング会社を選ぶようにしてください。